「出たぁっ! 結婚話やぁ」
藤原紀香、といえば、最も印象に残っているのが、携帯電話「J-PHONE」のCMの、このフレーズです。故郷を離れ日々仕事に燃えている女性が、双子のように仲の良い母親と長電話。で、いつもの小言を言われる「落ち」-。
( 藤原紀香は高校時代、落語研究会に入っていたそうです)
そんなCMそのままに、昨5月30日、大好きなご両親に晴れ姿を見せた紀香さん。オフなのでボーっとしながら、披露宴の映像を今、朝のワイドショーで拝見し(昨夜、見そびれたもので)、彼女の「愛」の深さに感極まって涙しています。
彼女が披露宴の会場に選んだ「ホテルオークラ神戸」。その名のとおり大倉財閥が建てた名門ホテルですが、神戸進出は平成元(1989)年。そうバブル経済の華やかなりしさなかで、神戸を象徴する二大観光スポット「メリケン波止場」に立地しています(もうひとつは、言わずもがなの北野の異人館街です)。
メリケン波止場といえば、もうひとつのシンボルが「ポートタワー」。この2つを軸に「メリケンパーク」として整備されていますが、この場所ほど港町KOBEを象徴している場所はありません。
実際、神戸を紹介する風景写真には必ず写っていますし、神戸市役所のホームページ

同じ港町・横浜と似ていますが、神戸は海と山に挟まれた、本当に狭い街です。ましてや同じ関西の京都や大阪に比べれば歴史や経済力で劣る。そんな街が、昭和56(1981)年の「ポートピア」博覧会に象徴されるように、自らの手で未来を切り拓く努力を重ねた結果が、観光都市KOBEでした。
山の手・異人館街を散策し、眼下の港町KOBEを眺めながらティータイム。海の手へ降りて、ポートタワーに登って沈む太陽を見る。「モトコー」(元町の高架下)をぶらつきながら西へ移動、中華街「南京町」で舌鼓。「ハーバーランド」でモザイクの観覧車に乗りながら、メリケンパークと、その借景の六甲山の夜景を満喫する-。なんてデートコース。私もよく行きましたっけ。
「デートするなら神戸」「ハイカラ神戸」「お洒落な神戸」。そういった印象は、何十年もかけて積み上げられてきたガラス細工のように繊細なもの。だからこそ、阪神大震災によるダメージとは、6434人の犠牲ももちろんですが、何にもまして都市のイメージを傷つけられたことが大きかった。
誰もがあこがれた、まぶしい街・神戸。それが12年前の「あの日」を機に一変してした。紀香さんはそれを知っているからこそ、大震災で倒壊した生田神社で結婚式を挙げ、オークラ神戸で披露宴を行った。何より、「格差結婚」(披露宴で陣内智則の弁)を選んだのも、安らぎの2文字のためなのかもしれません(余計なお世話ですが)。
彼女の根底にある努力・まじめさ。関西人が心の底から紀香さんを祝福した理由は、そこにあると思います。(U)
追記:「生涯彼女を守る」と言った陣内くん、ほんまやろうね。浮気なんかして紀香ちゃんを泣かしたから、承知せーへんよ(苦笑)。


by sam1970
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