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新幹線「N700系」 期待外れ(写真ルポ後編)

2007/07/11 07:49

 

(前編から続く)

ちょっとJR東海に手厳しい感のある「N700系」に関するエントリ。江戸っ子なら子供であっても鮨と蕎麦に詳しくなるように、私鉄王国・関西で育った人間は、どうしても鉄道についてウルサくなってしまいます。そんな一人である私の、利用者としての感想を述べれば、JR東海は鉄道会社として落第点しか上げられません(収益の9割近くを新幹線に頼っているとはいえ、ローカル線放置はヒドすぎましたから)。

もとい、「N700系」のお話。

デッキは、豪華なホテルのロビーを目指しただけのことはあります
(手ぶれ写真で恐縮です)。トイレもきれいで素晴らしい。この感覚を当然、と思ってしまうと、従来の車両を小汚く感じてしまうことでしょう。関西人的に表現すれば、阪急電車に乗り慣れた人が、初めてJRに乗ったときに感じる違和感のように…(分かるかしら?)


エクステリアに関して変わった点は、「N700系」は窓が小さくなったこと(写真上)。分かりづらいですが、従来の「700系」(写真下)と比べれば一目瞭然。ご覧のように「N700系」では、窓と窓の間が広がったようにみえます。それだけ窓自体の大きさが小さくなったわけです。ちなみに「N700系」(の普通車)の窓は、ガラス製ではありません! なんとポリカーボネート樹脂、そうCD(コンパクトディスク)に使われている素材だけで作られています(帝人化成が供給しているそうです





その次に「N700系」で変わった点は、車両連結部を「ホロ」で覆ったこと(写真上)。静穏化を追究した結果で、従来の「700系」では転落防止用ゴム板の延長線でした(写真下)。見た目に差異はなさそうなのですが、体力学的には効果は絶大だそうです



派手なCMの割りには、面白みに欠けた「N700系」新幹線。揺れない、という点では100点満点を差し上げます。途中、1時間ほど眠ってしまったので全区間を覚えているわけではありませんが、新大阪から浜松あたりまで、ほんと揺れを感じませんでした。神経を張り詰めてみると、シュリシュリと微妙に車体が心配りをするように傾いてくれている(?)ようにも感じましたが(気のせいかな)。

なんといいますしょうか、料理人が出した“賄い飯”、あるいは漁師が釣りたての魚で作った“潮汁”。さりげないけど、これだ!、と言わせるプロの
味付け、ホスピタリティですね。

「速達性」「揺れない」「静穏化」「AC電源コンセント」…。新幹線とは、東名阪を移動するビジネスマンの“通勤電車”だ、と割り切って考えているJR東海にしては、「N700系」の登場までかなり時間を要したように思います。民営化20年、「N700系」を生み出したことでJR東海は、ようやくレゾンデートルを確立できたのでは。。。

そんな「N700系」。数年内に、「つくばエクスプレス」のような車内無線LANによるインターネット接続サービスを始めるそうですが、。どうせやるなら、無料で提供してほしいものです。(U)

カテゴリ: ビジネス  > 新商品    フォルダ: デスクの驚愕

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コメント(10)

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2007/07/12 01:29

Commented by たぐりん☆ さん

無線LANサービスの無料化は多くのビジネスマンの仕事が効率化するでしょうね。
新幹線の中まで仕事したくないって人もいるかもしれませんが^^;
N700系は近々出張で乗る機会がありそうなんですが、ミーハーな私にとってはちょっと楽しみだったりします。始発なのがちょっと辛いですが。

 
 

2007/07/12 02:04

Commented by kyamaga さん

東京以西にはあまり縁が無いので新幹線には滅多に乗りませんが、稼ぎ頭の新幹線に比べローカルはどこも力が入りませんね。
経営効率を考えればわからない訳ではないが地方の人には恩恵がなくなります。
NTTと同じでまだ昔の体質を引きずり民間会社とは言えない気がします。
日本航空も同じですかね。

 
 

2007/07/12 10:02

Commented by - さん

前編とも関連しますが、「期待外れ」を感じるほど、これまでの車両の完成度が高かったと言うことでしょう。

さらに揺れは「ある」から感じるが、揺れをなくせば「あった」ことに気がつかない。
「期待外れ」とは、そういう感覚ではないでしょうか。

鉄道技術は、世の中でも最先端を行ってます。
新幹線は昭和39年の開業時から運行の電子制御をはじめ、ディスクブレーキや空気バネなどを採用していますし、インバーターに繋がる技術の開発・採用も早かった。

新幹線はこれからも、時代を切り拓きながら、時代の先頭を走り続けると思いますよ。

 
 

2007/07/13 18:32

Commented by hoihoihoi さん

 良く分からないのですが、たかが高速電車、簡単に言って何を期待されているのでしょうか。第一に事故がなくウルサクないのであれば、何でもいいと思うのですが。宝塚歌劇のごときキラキラしたインテリアでもつけたらいいのでしょうか。車内をピンク色に塗装しますか?そういえば今でもワザワザ電気系統が弱いベンツに乗る人がいますね。野暮はやだやだ。

 
 

2007/07/14 09:34

Commented by おつかれ さん

お世話になっていますー

よく読む時間も無く、もうむちゃくちゃ
交流数とか多いんですが何マジでこれ????????

多いのかなぁ、素人ブログで1ヵ月半ぐらいでアクセス多分
そろそろ10000突破します。

新幹線は大好きな電車です、やらい意味じゃなくて。
東海道山陽は全駅通り過ぎました(^£^)。

鹿児島新幹線そのうちできるんですよねー。

この時期は上越に乗りたいかな・・・馬

 
 

2007/07/14 22:40

Commented by official (iza編集部) さん

あら、イザンヌオーディション参加者に“鉄子”が?

「三十路あで~じょブロガー たぐりん」さん、いらっしゃいませ。お盆までは、「N700系」ネタは新鮮です。貴女の乗車ルポ、みなさん楽しみにしていますよ。

「kyamaga」さん。

>地方の人には恩恵がなく

懸念はここ。JR東海という会社を好きになれぬのは、静岡県や名古屋圏で東海道本線に乗れば痛感するから。ロングシート11人がけ、という狂気の沙汰の各停に遭遇し、衝撃を受けてしまいした。。。家畜じゃないんだから…。


「ダスキン・ホフマン」さん

>鉄道技術は、世の中でも最先端を行ってます。

ほんとそう思います。ユーロスターやKTX台湾新幹線などと乗り比べても、日本の「新幹線」の安全思想の方が(当たり前ですが)いかに優れているか。しかも、基本設計は40年以上前のもの。本当に素晴らしいです。


「hoihoihoi」さん

>たかが高速電車…

まあ、そうおっしゃると身も蓋もありません(苦笑)。とはいえ、日に40万人近くが利用する新幹線ですから、社会的衝撃度は相当大きなものですよ。

「fluffy-nns」さん

http://fluffy-nns.iza.ne.jp/blog/entry/227722
阪急の車両のリッチな感触に比べたら あの爆速のJR新快速の車両でさえもどことなく貧乏…

おお、分かっていただきましたね、阪急とJRの「格」の違い。これぞ私鉄王国・関西の象徴。

>なぜかstrikeで消してあるんだけど…

一応、本記とは離れた話題なので、ちょっとだけ「遠慮」してみました。


「スクーターグローブ」さん。

こちらこそ、お世話になっていますー。イザ!での交流ペースは人それぞれ。マイペースで行きましょう。

>鹿児島新幹線そのうちできるんですよねー。この時期は上越に乗りたいかな・・・馬

博多乗り入れは平成23(2011)年3月とか。あと3年半余を待つ楽しみ。全通したら、私は東京駅から鹿児島中央まで、新幹線だけで移動してみたい! そして、北海道新幹線が開通したあかつきには、札幌-鹿児島中央を“寝台新幹線”で堪能だ!

.....うーん、周囲からは“鉄”扱いされそうな。(U)

 
 

2007/07/15 01:49

Commented by kyamaga さん

サービス業にしては素っ気無い気はしますね。
先般、我が息子が電車内に忘れ物をしたのですが、修得した駅の対応と自宅近くの駅員の対応とが食い違い、2度に渡り手続きに訪れました。
JR東海の場合は稼ぎは新幹線に依存しているから、なおの事在来線がおざなりになるんでしょう。
11人掛けは知りませんね~
国営と民間の違いでしょうけど、NTTも似たようなもんですよ。

 
 

2007/07/18 01:58

Commented by おつかれ さん

阪急電車は確かに車内がきれいですよね。
近鉄特急もきれいでした。


ほぼ同年の武豊騎手JRA歴代騎手勝ち星数第一位が近づいてるんで
できれば達成日に合わせて東京→小倉まで新幹線で行きたいのですが。

29日になんないかなー(^£^)。

 
 

2007/07/19 19:56

Commented by gaitanshi さん

舞台美術家、妹尾河童氏が「河童が覗いたニッポン」(新潮文庫1984年)p.86-97に、「走らないオリエント急行」なる一文があり、p.96に、新幹線の座席は”東京-大阪間の4時間ならなんとか我慢できるはず”という”限界”があの設計の原点にあったという。」とあり、その後新幹線が博多まで延長されたとき多少の手直しがあっただけとのことです。
 車両作りの規定も、昭和15(1940年)や、明治年間のものがまだ生きているともありました。
 その後どのような規定等の改正があったのか、私は知りません。

 
 

2007/07/25 22:43

Commented by official (iza編集部) さん

「kyamaga」さん、遅まきです。。。

>11人掛けは知りませんね~

いえ、私も驚きの余り、つい座席の数を数えてしまいました。。。各停ですから急発進に急停車…揺れやすいのに、もたれかかる手すりも敷居もない11人がけ。隣の人の肩を枕にしないよう気にして、おちおち居眠りできません(苦笑)。なんせ私は、電車でウタタ寝をするのが高校生のとき以来の趣味でして(生来、夜型ゆえ)。

“鉄”ではないので型番など知らず、どんな車両だったか…「JR東海」「11人がけ」の語でググってみたら…確かに、こんな車両でした。
http://takaq.fc2web.com/sy/jrc/jc2115000.htm

どう思われます? 混雑度世界一?のJR山手線や中央線でも「11人掛け」なんて走らせませんよ。

>国営と民間の違いでしょうけど、NTTも似たようなもんですよ。

NTTって、ドコモもコムも(海外投資を見る限り)どこか“士族の商法”ですね。

生粋の民間企業に比べ、調子付いているときは恐ろしいまでの勢いなのに、一度逆風に会うとこれほど脆い企業は内容に思えます。

「スクーターグローブ」さん。

29日の乗車報告、お待ちしていますよ!(某たぐりん姉さんは、N700系ルポをアップされていましたね)。

「gaitanshi」さん、初めまして。

>”限界”があの設計の原点にあったという。

勉強になりました(拝)。確かに私が最近、エアばかりなのは正直、2時間半でも座り続けることに苦痛を感じるからです(のぞみの一部をレカロシートにしてくれないかなぁ)。

>昭和15(1940年)や、明治年間のもの…

まさしく「1940年体制」。十干十二支でも一回りした21世紀、いい加減に見直してほしいものです。

いえ、それは日本社会のあちこちにありますね。。。(U)

 
 
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2007/07/13 01:45

阪急電鉄は綺麗ですよ [ばくはつ5秒前]

 

「 新幹線「N700系」 期待外れ(写真ルポ後編) 」 >関西人的に表現すれば、阪急電車に乗り慣れた人が、 >初めてJRに乗ったときに感じる違和感のように… >(分かるかしら?) この件、なぜかstrikeで消して…